LGBTの脱毛事情は?どんな人でも通いやすい脱毛サロンの選び方

LGBTの脱毛事情は?

私たちの住む世界では今、ジェンダーの多様性が認められつつあります。
性的マイノリティに関する「LGBT」や「LGBTQ」といった言葉も広く知られ始め、メディアコンテンツでも情報が広く発信されるようになりました
しかし彼ら、彼女らの中には、まだまだ社会の仕組みの中で気まずい思いをしたり、困惑したりという経験を持つ人がいます。

その理由のひとつが、脱毛サロンや美容院などのサロン業界。
今回のコラムでは、性的マイノリティの人たちの脱毛に関する事情をしっかりと捉え発信します。
また、性的マイノリティの皆さんが脱毛サロン選びをしたい時、ぜひ着目してほしいポイントについてもご紹介。
見た目の性別に縛られず、理想の自分になりたい方は必見です。

LGBT、性的マイノリティってなんだろう

脱毛のことを知る前に、まずは上に挙げてきたような言葉の意味について改めて確認しましょう。

性的マイノリティとは

性的マイノリティ(セクシュアルマイノリティ、性的少数者)とは、性に関してのあり方(セクシュアリティ)が多数派と異なるとされる人々のことです。

  • レズビアン(女性であり、性的指向が女性に向く)
  • ゲイ(男性であり、性的指向が男性に向く)
  • バイセクシュアル(性的指向が男性にも女性にも向く)
  • トランスジェンダー(心の性別と体の性別が違う人、自分の性別に違和感をもつ人)

などを総称しています。

セクシュアリティを形成する4つの要素

セクシュアリティは、性に関する様々な要素が複雑に絡み合って構成されているものです。
これは多数派だろうと少数派だろうと変わりません。
具体的には、以下のような要素が挙げられます。

  • 身体的性(からだの性)
  • 性自認(こころの性)
  • 性表現(ふるまう性)
  • 性的指向(好きになる性)
身体的性(からだの性)

身体的性とは、ヒトのからだの特徴に基づいて割り当てられる性別のことです。
性染色体や性ホルモン、性器などが該当し、一般的には「身体的性=戸籍上の性別」と判断されます。
「男性」「女性」「その他」と分けられている履歴書や問診票などを見たことがある人もいるかもしれませんね。

性自認(こころの性)

自分で認識している性は何かという言葉です。「自分は男だ」と思っていれば、性自認は男ということになります。
戸籍上の性別とはイコールになりません。
自分の性について「どちらでもない」などといった「男性、女性」以外の認識をする人もいます。

性表現(ふるまう性)

見た目や言動などで表現する性は何かという点で使われます。
服装や言葉づかい、身振りなどを使用し、男性・女性・中性・無性などが考えられます。

性的指向(好きになる性)

恋愛や性愛、性的魅力がどういう対象に向かうのかを示します。
「男性が好き」「女性が好き」「男女両方が好き」といった「男性、女性」を前提とする指向のほか、「性別に関係なく恋愛感情を抱かない」などもあります。

LGBTとは

LGBTというのは先述の「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」の頭文字をとったものです。
性的マイノリティと同じ意味合いで使用されることが多いですが、厳密にはL、G、B、T以外の性も存在します。
本記事では「LGBTの脱毛事情」という記載をしていますが、LGBTにとらわれずすべての性的マイノリティの方に共通するような内容としてご覧いただけます。

LGBTQとは

LGBTに加えて、自分の性がわからない「クエスチョニング」性的少数者を表す「クィア」のQを加えた、性的マイノリティ全般を表す言葉です。
性的少数者はレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーだけではないということが伝わりやすいよう、LGBTQやLGBTQIA+といった言葉が使われることも増えています。

高い需要があるLGBTの脱毛サロン通い

性的マイノリティは情報感度が高く美容に積極的

株式会社LGBT総合研究所は2017年に、LGBT該当者および非LGBT該当者を対象にした「LGBT意識行動調査」を公開しています。
この調査によると、LGBT層は情報収集や新しいモノ・コトの取り入れが非LGBT層に比べて早いという傾向がわかったそうです。
また、美容や化粧品に気を遣う傾向も高く、流行の先取りや人のおすすめなどで積極的に新しいケアなどを試していることも判明しました。

エステなどスペシャルケアを重視する傾向に

調査の中で特に大きな差が見られたのは、LGBT層とそうでない層との「エステやスパなどのスペシャルケアへの取り組み方」だと言います。
スペシャルケアに関し「気を配っている」「取り組んでいる」と回答した非LGBT層は6.3%となりました。
対してLGBT層は16.2%となり、非LGBT層の2倍以上にのぼっています。
引用、参考:株式会社博報堂DYホールディングス、株式会社 LGBT 総合研究所「LGBT意識行動調査」(2017)

メリットが多い脱毛

「身体的性」を決定する要素のひとつにもなる体毛。
男性のからだと女性のからだでは毛の量や太さも全く違いますし、生えてくる場所やとくにきちんと処理したいと考える場所も異なってきますよね。
例えば身体的性は男性だが、自認する性は女性やXジェンダー(男女いずれかに限定しない性別)という場合。
濃いヒゲや胸毛に違和感があり、つらい思いをするという当事者の方もいるようです。
特にもともとヒゲが人より濃いタイプであれば、ファンデーションやコンシーラーを塗ったり完全に剃ったりしても青さを隠すことが難しいもの。
普段のメイクをもっと楽しくしたい!とい理由から、脱毛・ムダ毛除去に踏み切りたいと考えるケースもあるでしょう。
身体的性と性自認は同じでも、自身の恋愛やパートナーと生活を送るうえで脱毛にメリットが大きいと考える人もいます。

ヒゲやムダ毛への違和感で自認する人も

10代の頃にすねのムダ毛やヒゲが濃くなってきたことにとても嫌悪感を抱き、このことがきっかけで自分の性自認がはっきりする人もいるようです。
「どんどん男性になっていくとことがとても辛い」という思いや、好きな服が似合わなくなってしまったらどうしようという恐怖が強いといいます。
通いやすいサロンでムダ毛を除去できれば、自分らしく生きることに一歩近づけるかもしれません。

一般的なサロンやクリニックに通いにくい現状

脱毛サロンのニーズが高いものの、なかなか通うサロンが決められないという性的マイノリティ層は多いです。
そこには深刻な理由があります。

  • 自認する性のサロンに入れないことがある
  • 居心地が悪い
  • 通っていることを知られたくない
  • 性転換手術(MTF、FTM)などを理由に断られた
  • 見た目と名前の性別が違い、不愉快な思いをした

自認する性のサロンに入れないことがある

身体的性が男性の場合や性転換手術中、または終えている場合、女性専用を謳うエステサロンでは受け入れてもらえないことがあります。

居心地が悪い

自分の身体的性に対応するサロンに決まったとしても、施術の痛みなど一般的な理由とは別の観点から通うことができなくなるケースがあります。
理解のないスタッフに奇異の目で見られてしまったり、優しい担当であっても無意識下の偏見があるのが分かってしまったりというものです。
無意識下の偏見で言えば、性的指向が女性ではないのに「彼女はいるの?」と聞かれることなどでしょう。
脱毛サロンは1回きりではなく、効果が出るまで何度も通わなければなりません
精神的に疲弊してしまう可能性があっては、足も遠のきますよね。
また、サロン内で他人の目が気になるという声も上がります。
性的多数派の人たちからじろじろ見られてしまう、などの体験も、脱毛サロンへの恐怖感につながるようです。

通っていることを知られたくない

脱毛サロンに通っているところを知り合いに見られ、その知り合いからうわさが広がってしまった経験をした人もいます。

性転換(MTF、FTM)手術などを理由に断られた

MTF(身体的性が男性かつ性自認が女性で、外科的な手術を望んでいるか終えている人)やFTM(身体的性が女性かつ性自認が男性で、外科的な手術を望んでいるか終えている人)の方が直面しやすい問題です。
ホルモン治療やバッグプロテーゼ、ヒアルロン酸注入、脂肪吸引による脂肪注入法などの手術や治療を受けていた人が、それを理由にマシンの照射を断られてしまうというケースが多々あります。
脱毛サロンやクリニックのケアは性ホルモンが大きく関与する「毛周期」との兼ね合いで施術ペースを決めるものです。
ですので、お店によってはリスク管理の観点からお断りせざるを得ない、ということもあり得るのです。

見た目と名前の性別が違い、不愉快な思いをした

本人確認の際に性的マイノリティのユーザーに慣れていないサロンスタッフが対応を行い、見た目と名前の性別、本人確認書類の証明写真などから正しく情報を把握できず手続きに時間を要したということもあります。

LGBTの人が通いやすい脱毛サロンは?

LGBTの人が通いやすい脱毛サロンは?

脱毛サロンやクリニックでの施術には、高い料金がかかります。
女性専用や男性専用を謳う店舗があれば、男女を問わず一律の料金で営業している店舗もあります。
全身脱毛や部分脱毛をはじめ豊富なコースを設定しているサロンも増えてきました。
その分、契約を検討しているサロンが脱毛したい部位に対応しているか、しっかり確認することが求められます。
もちろん、自分のためにも居心地よく通えなければいけません。

  • 施術スタッフの性別を選べる、LGBTに理解がある
  • 専任スタッフ制
  • プライベート空間の個室で施術できる
  • 男女同額のクリニックを選ぶ
  • VIO脱毛ができるお店を選ぶ

安心して脱毛に通うための条件はたくさん。
サロン選択時のひとつの指針としては、上記のようなポイントが考えられます。

施術スタッフの性別を選べる、LGBTに理解がある

性的多数派の方が異性のスタッフに体を見られたくないように、性的マイノリティの方も自分の性的指向と合致するスタッフの施術に抵抗を持つことがほとんど。
陰部となるVIOであればなおさらですよね。
施術スタッフの性別をお客様の希望に合わせて対応してくれるサロンなら、恥ずかしい思いを軽減して脱毛に通うことができます。
お店やスタッフさんが「LGBTに理解がある」と公表してくれていれば、より安心できますね。
性的マイノリティの方が入りやすいサロンも展開され始めているので、そちらについても後ほどご説明します。

専任スタッフ制

大手の脱毛サロンですと、施術の度に担当スタッフが変わったり、カウンセリング担当と施術の担当が違ったりというケースがあります。
毎回違う人に体を見られるのに抵抗感があれば、ひとりのスタッフが専属担当として施術してくれるサロンがオススメ。
脱毛は肌トラブルにつながる恐れもありますし、日常生活において乾燥や日焼けといったコンディション不調に見舞われることだってあります。
肌やムダ毛の悩みに的確なアドバイスをくれるスタッフなら、安心して自分の体について相談ができるでしょう。

プライベート空間の個室で施術できる

完全予約制の脱毛サロンや、他の利用客とすれ違わないように配慮されている脱毛サロンも増えています。
施術スタッフとの会話がデリケートなお話につながる場合もありますし、何より人の目があってはリラックスしにくいですよね。
プライベート空間で施術をお願いできるサロンを探して、脱毛タイムを快適にしましょう。

男女同額のお店を選ぶ

最初から男女同額のサロンやクリニックに焦点を絞る選択も有効です。
男女別料金のお店できちんと説明したのに、毛の量や質を理由に身体的性に該当する料金での施術となってしまった……という性的マイノリティの方がいらっしゃいます。
同額であれば、トランスジェンダーの方やXジェンダーの方も利用しやすいことが想定されますね。
ただ、男女同額を謳っていても、実質的には身体的性が女性の方のみを想定していることもるようです。
ヒゲの脱毛や全身脱毛に対応しているかの確認が必須です。

VIO脱毛ができるお店を選ぶ

メンズサロンの場合、VIOのような陰部脱毛を取り扱っていないこともまれにあります。
該当部位の脱毛を希望している場合は、コースに含まれているか、部分脱毛で対応してもらえるかを確認しましょう。

意識したいポイントはLGBTの観点以外にも

続けて通うために気を付けたい要素は他にもあります。

  • 営業時間はライフスタイルに合っているか?
  • 通いやすい立地か?
  • コースやメニューは希望に沿っているか?

サロンで実施してもらえる光脱毛は比較的安価で、病院のレーザー脱毛よりも痛みを感じにくいことが特長です。
反面、施術効果の高さと即効性ではレーザー脱毛に軍配が上がります。
また、美容皮膚科などの病院で行う脱毛施術なら、肌トラブルの診察や治療薬の処方、麻酔にも対応してもらえます
「聞いていたよりも高くついた……」という事態にならないよう、お薬代も事前にチェックしておくのがいいですね。

無料カウンセリングを利用して

多くのサロンやクリニックでは、無料で施術前のカウンセリングをお願いすることができます。
このカウンセリングを利用していくつかのお店を比較するのも良いでしょう。
断り切れずその場で契約してしまった、施術費の他に高額なケア用品を案内されてしまったという人もいますので、断る勇気をもつことも大切です

当事者や支援者によるジェンダーフリーサロンが登場

昨今の情勢を踏まえ、性的マイノリティの方たちが安心して脱毛施術に挑戦できるようなサロンやクリニック、病院も少しずつ増えています。
メンズ専門店がLGBT向けのサービスを開始したお店や、LGBTの当事者が一念発起してサロンを立ち上げたお店など、特徴は様々。
性的マイノリティ当事者や、「アライ」と呼ばれる非当事者かつ性的マイノリティを積極的に支援する人たちによって営業されていることが多いです。
LGBT当事者が施術を担当してくれるところもポイント。
周囲の人にカミングアウトするのは難しいですが、ジェンダーフリーのサロンであれば気持ちも楽なのではないでしょうか。

エピラージュ

epilage
画像引用元:http://epilage.jp/
性的マイノリティの方や性転換手術をした方への施術経験が豊富な東京都新宿区のサロン。
プライバシーを重視して誰にも会わずに通えるつくりになっています。
男性と女性の照射スタッフが在籍しており、希望に合わせた対応をしてもらえます。

自由が丘MCクリニック

自由が丘MCクリニック
画像引用元:https://www.gid-mcclinic.com/
性同一性障害やトランスジェンダー診療に幅広く対応する専門クリニック。
性同一性障害(GID)学会認定医の丁寧な診療やカウンセリングが受けられます。
MTFやFTMの方を対象とした各種手術、メイクレッスンも行えます。

Beauty Salon LINOAH

リノア
画像引用元:http://t.ly/eGXo
大阪の梅田と心斎橋に店舗を展開するサロン。
経験豊富なスタッフが対応してくれて、LGBTの方からも安心できると評判です。
女装のまま来店ができ、完全個室で施術をしてもらえるのもうれしいですね。
ヒゲや陰部のデザイン脱毛も行ってもらえます。

メンズフェイス

フェイス
画像引用元:https://hfaith.com/
愛知県と岐阜県に合計4店舗を展開する男性脱毛サロン。
自身もサロン脱毛にハードルの高さを感じていたというオーナーが「安さ」「効果の高さ」「通いやすさ」をコンセプトに立ち上げたサロンです。
社会人から学生まで、ニューハーフや女装好きの方など多種多様なユーザーからの人気を集めています。

なりたい自分になれるサロン選びにチャレンジ!

性的マイノリティの方への支援は、官民問わず少しずつ進んでいます。
脱毛サロンの選び方にはまだまだ困難さもありますが、キレイになりたい、理想の自分になりたいという方にはぜひオススメしたい施術でもあります。
無料カウンセリングも活用し、細かな疑問に答えてくれる店舗、信頼できそうだと思える店舗をぜひ探してみてくださいね

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