花粉症で脱毛ができなくなる?!つらい花粉症と脱毛の関係とは

花粉症のときは脱毛ができない?脱毛効果が落ちる?【解説】

多くの人がお悩みを抱える花粉症。日本では年中なにかしらの花粉が飛んでいますが、特に犠牲者が多いのがこの時期にピークを迎える「スギ花粉」ではないでしょうか。

花粉症は、鼻の粘膜に花粉が接触することで、身体の免疫が過剰反応してしまうアレルギーのことです。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、くしゃみや鼻水・鼻づまりなどの症状が出ます。

毎年、冬から春にかけて苦しめる花粉症。「花粉症の人は脱毛ができない……。」なんて噂を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

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アパレル女子

そんなこと言われたら日本の女子のほとんどが脱毛できないんじゃ……?!夏に向けて全身脱毛を受けようと思って、口コミ評判が良かった脱毛サロンのカウンセリング予約をしていたのに……!

ご安心ください。この噂は正確ではなく、「花粉症の症状を抑えるために薬を飲んでいる間は脱毛できない」が真実です。

なぜ脱毛ができない?花粉症の時に脱毛ができない理由

「光線過敏症」の危険性

光線過敏症とは、健康な人が何でもない光で、皮膚の炎症を引き起こしてしまうことを言います。肌が弱い人は、紫外線に当たった部分に湿疹やかゆみ、腫れなどを起こす紫外線アレルギーのような症状が出る人も。花粉症対策用の薬には光線過敏症が起きる成分が含まれている場合が多いため、花粉症の人は脱毛を控えるように言われています。

脱毛に用いる光は抗生剤との相性が悪い

脱毛サロンで用いられる光脱毛機や脱毛クリニックのレーザー脱毛では、メラニン色素に反応する光(レーザー)を肌に照射することでムダ毛に熱ダメージを与えます。
この光(レーザー)が起こす熱と、薬の成分である抗生剤が反応して火傷や肌が炎症する肌トラブルになる可能性も。

そのため、脱毛サロンでは花粉症の薬に限らず、薬を内服中の施術は断られることがほとんどです。

特に注意が必要な薬

  • 抗ヒスタミン剤
    (花粉症の薬に用いられることが多い)
  • 抗生物質
  • 解熱鎮痛薬
  • 抗真菌薬
  • 抗うつ・精神安定剤
  • 糖尿病治療薬
  • ホルモン剤
  • ステロイド外用薬

※こちらは一例です。必ず通っている脱毛サロンや医療機関に相談の上で施術を受けてください!

脱毛サロンの施術では、強い光を照射します。そのため、副作用で「光線過敏症」を患う可能性が高い薬を服用している場合、施術を受けると火傷、皮膚炎などの原因になることも。
薬を内服している場合は、必ずサロンに申し出て、施術をお休みするようにしてください。

脱毛の施術を受けてもOKな薬はある?

  • 便秘薬
  • 漢方薬
  • 低用量ピル

基本的に薬を飲んでいる期間は脱毛の施術はNG。ですが、上記の薬の場合は、施術を受けても問題ないといわれています。
※必ず通っている脱毛サロンや医療機関に相談の上で施術を受けてください!

脱毛サロンの対応は?

花粉症の薬を飲んでいる間の施術については、「症状が治まって薬を飲む必要がなくなったらOK」「市販薬ならお手入れ前後24時間空ければOK」「医師同意書があれば施術OK」など、脱毛サロンによって対応は異なります。
不安なことがあれば必ず通っているサロンに確認を取るようにしてくださいね。

現在花粉症でない人も、大量の花粉に無防備なままさらされ続けていると突然花粉症になってしまうこともあるんだとか。晴れた風の強い日は花粉の飛散量が多くなりやすいので、花粉症の人はもちろん、そうでない人も十分注意しましょう。

薬の服用有無を確認してこないサロンの場合は?

脱毛サロンへ何回か通っている時に、薬を服用することになったという人も多いでしょう。その場合は、薬の服用有無を確認しない脱毛サロンが多いため、事前にサロンスタッフに連絡するようにしてください。サロンによっては、施術をお断りする場合もありますし、予約のキャンセル料金を支払うことにもなるかもしれません。しかし、取り返しのつかない肌トラブルになることを避けるためにも、隠さずにサロンスタッフへ伝えるようにしましょう。

脱毛サロンには行くにはどうすればいい?

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アパレル女子

肌トラブルになって身体に危ないことは、よくわかりました。けど、なんとかして花粉症でも脱毛サロンに行ける方法はあったりするのかな……?できるだけムダ毛を処理したい……。

キャンセル料が発生する前に予約キャンセル

できるだけ早めの予約キャンセルを行うようにしましょう。花粉症なのかが分かっていない人は、脱毛の前に病院で診察するようにしてください。

薬局への徹底した確認

花粉症に関わらず、薬を内服している場合は、薬を処方された薬局に問い合わせるようにしましょう。服薬している薬の名前と脱毛による肌への影響有無を確認してください。

※服薬時の脱毛サロン来店は、できるだけ避けましょう

夏に向けて、この時期に脱毛をしたい人は多いでしょう。しかし、万が一、肌トラブルとなってしまった場合、取り返しのつかないものに。薬を内服している場合は、脱毛サロンに行きたい気持ちを抑えることで、肌トラブルの予防になります。すぐにムダ毛の処理をしたい人は、ブラジリアンワックスや除毛クリームで自己処理をするようにしましょう。

まとめ

花粉症の症状を抑えるために、薬を内服している人は多いでしょう。
薬を服用している場合、脱毛サロンでの脱毛は、基本的にできません。これは、取り返しのつかない肌トラブル、「光線過敏症」を患ってしまう可能性が高いからです。花粉症用の薬以外にも、光線過敏症になってしまう場合があるので、注意してください。
また、薬を飲んでいる際は、脱毛サロンでの施術は控えるようにしましょう。

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